2017年04月25日
2017年04月25日
2017年04月24日
2017年04月24日
ゴールデンウィークは休まず仕事ですよ
こんにちは。
すっかり花粉症のピークも過ぎ、気兼ねなく外を歩けるようになりました。
久々の平日休み、ぼんやりと過ごしました。
天気が良かったので自転車でも乗ってみようかなと思いました。思っただけですけど。
4月の慌ただしさもピークを過ぎて、ぼちぼち連休の話題が聞こえてきます。
先日、録画しておいたおおかみこどもの雨と雪という映画をみました。
北の国からの山版?とか勝手に思っていたのですが、予想を超える突飛な展開に驚きの連続でした。
子育てをしている立場としては良くも悪くも思うところがたくさんでした。
近所にキジが住み着いているようで、一度写真に撮ってやろうと思うのですが、
うちのカメラたちの動きものに対する弱さと言ったらもう...。
2017年04月19日
2017年04月17日
桜散る
奈良を歩いてきました。
桜の時期は微妙に終わっていて…そぉいや今年は桜を見てなかったなぁ〜って。
そんな時雨です。
今回は珍しく交換レンズを持って行かなかったんですよ。
まぁ…ズームレンズだったんで、褒められたもんじゃないんですが。
一眼デジに24-70mmF4通し1本。
RF35mmフィルムカメラには50mmだけ。
何時もはカバンに入るだけの機材を持って歩いているので、今回は身軽で歩みも軽やか。
ゆっくり歩き、目に入ってくる景色から好みの瞬間を選んで、シャッターを切る。
それだけで楽しくなるんですよね。
ちょっと暑くなった日差しと、散り際の桜。
なんとも充実したお散歩でした。
しかし…50mmって難しいなぁ〜!!
2017年04月13日
春の月
月、写っていません。すいません。
休憩時間にテレビのCMでエイリアンズが流れていて、ちょっと嬉しくなりました。
ここのところ帰り道にボソボソつぶやいているかもしれませんが、
見かけてもどうか無視しておいてください。大丈夫です。
音楽はひっそり一人で聴くものだと思っているので、寂しげなもの、意味の曖昧なものほど良いなと思います。
ここ数日、月がきれいだなーっと思うのですが、
手持ちのカメラがペンとiPhoneなので、どうにもこうにも届かない。
クレーターが見えるほど大きく写らなくてもいいので、やはり100mmぐらいあると良いなと思います。
ペンタックスSPと105mmぐらいなら入れられそうですが、うーん。
秋の澄んだ空気でキリッとした月とは違う、柔らかい感じが気になっています。
帰って月に関して検索していると、月の裏側が怖い、という話をみました。
地球との回転の関係から、月は常に片面しか我々には見せてくれないのですが、
その見えない裏側には宇宙人だとか、空洞だとかNASA、おそロシアの施設がどうとか、
色々都市伝説があるみたいで、ちょっと夢中になって調べてしまいました。
でも、私は月の裏側はグラナダだと思ってますよ。ジークジオン。
https://www.youtube.com/watch?v=XZqpPrCI5PI
2017年04月06日
春の遠足
小さな本屋さんでランチの後は、加太まで足をのばしてみました。
人形供養で有名な淡島神社にもお参り。
参道のお店で一杯ひっかけて、ほろ酔い散歩とあいなりました。
ゆる~く気ままに、春を満喫した遠足でした。
2017年04月03日
春の遠足
お昼に食べたのはコレです。
この後、ももは、しんのすけ様に一切れトレードをお願いして、
二種類のサンドイッチを食べることに成功したのでした!
\(^_^)/
空気読んで女子っぽい写真にしときます~。
この日はD7200とTamron17-50mmを持ち歩き、
ん~?やっぱ24-70㎜が欲しいかも?という新たな欲望が・・・
たむさんは好きな色がだいたい出るけど、黒がイマイチなんだよなー?
いやいやいやいやいや。
では、15日は桜の写真もお忘れなくです~(´∀`*)
この後、ももは、しんのすけ様に一切れトレードをお願いして、
二種類のサンドイッチを食べることに成功したのでした!
\(^_^)/
空気読んで女子っぽい写真にしときます~。
この日はD7200とTamron17-50mmを持ち歩き、
ん~?やっぱ24-70㎜が欲しいかも?という新たな欲望が・・・
たむさんは好きな色がだいたい出るけど、黒がイマイチなんだよなー?
いやいやいやいやいや。
では、15日は桜の写真もお忘れなくです~(´∀`*)
2017年04月03日
春らしく…無いっ!?
CANON 6D EF16-35mm f4 L
時雨です。
春の撮影遠足を楽しみました。
朝は曇り空で肌寒く、昼過ぎには晴天で温かくなるという、春らしい日でした。
皆でワイワイ言いながら、街を散策し、漁村を闊歩する1日。
お昼はオシャレなカフェで休憩。
美味しいお三時も食べたし、ちょこちょこ買食いも…。
のんびり、まったりしながら春の景色を写真に納める。
春の木漏れ日を浴びながら優しく咲く桜、菜の花、桃の花。
そんな可愛らしさは…何処行った!!
やっぱ、私は退廃した街角、おっさん、おばはん、ジジぃ、ババァがお好みです。
春の遠足だからって…綺麗な写真は撮らないのです。
2017年04月01日
春の遠足
本日は春の撮影会に行ってきました。
和歌山市駅周辺を散策後、ギャラリーT.E.Nに立ち寄って冬の思い出展、
そして本屋(?!)PLUGにて昼食を食べ、その後に加太方面に移動しました。
詳しいところは(ちゃんと覚えていないので)後日別の報告にお任せします。
私は男らしくペンFに38/1.8の一本勝負です。
出発時、天気良くなかったし、荷物多いと辛いし。
400のフィルムを入れているので、ピントも程々、気楽なものでした。
歩数約18600歩、距離にすると11km程度。足温まってきたな、とか言う連中もいましたが、
私の普段の活動量はだいたい8000〜10000歩なので、かなり頑張った方です。
写真も撮りつつ、常に食べ歩き、遊び歩き状態でしたが、天気にも恵まれて良い遠足になりました。
きっと明日、足が痛いんだろうな。
ギャラリーT.E.N
http://www001.upp.so-net.ne.jp/galleryten/
本屋PLUG
http://plug-kitchen.com
2017年03月19日
仕事の行き帰りに
駐車場の桜は開花が少し早い種類のようで、そろそろピークが過ぎそうです。
毎日同じように通るところに季節の感じられるものがあるのはいいなと思います。
モノクロフィルムを入れて、10枚ちょっと撮ってそのままなカメラが2台あります。
カメラの分解ばっかりやってないで、早く回しきって、現像しておかないとだめなんですが、
花粉症がひどくて、つい部屋に引きこもりがちです。
2017年03月12日
完成間近?
年明けにリサイクルショップで壊れたペンを見つけて以来、
自宅のタンスの奥にしまっていたペンとのニコイチを決意し、
細々と組み立て作業を行なっていたのですが、ようやく完成と言えるところまできました。
これから試写ですが、ハーフなんで結果は相当先になりそうです。
携帯がiPhoneに変わって、撮れる写真の「いい感じ感」に驚いています。
デジカメ的な性能を語ると、きっとそう大したことはないのでしょうけど、
とにかくいい具合というか、なるほどみんなデジカメ要らないって言う理由がわかります。
シャッターがタッチパネルじゃなくて、横にボタンが付いて入れば使いやすいのに。
2017年02月19日
試写の時間
Canon F-1 FL58mm 1:1.2 1/30s F1.2 FUJICoLor100
時雨です。
先週末は試写の時間でした。
土曜日はミノルタSR−T Super&MC ROKKOR-PF1:1.7f=55mm。
日曜日はキャノンF-1&FL58mm 1:1.2。
SR−Tは頂き物、ROKKORレンズは500円のジャンク玉。
双方、自分で何とか使える様に分解清掃。
FLレンズはヘリコイドまで全バラして給油と清掃。絞り羽根不動を修正。
やっと試写ができる状態になりました。
まぁ…FLは1年位前に終わってたんですが、直した事に満足して、使って無かっただけなんですが…。
富士フィルムのColor100を詰め込んで、試写です。
やっぱり初めて使うカメラやレンズはワクワクしますね。
普段使わないISO100のフィルムだったんで、シャッタ速度が稼げないし、露出もイマイチ解らない。
結果としてはSR−Tは少しシャッタ速度が遅い感じ。少し幕速上げるか、1段アンダー目に撮影するか…ですね。
思っていたロッコールレンズのこってりした色合いにならなかった。
それに片端に色ムラ(アンダー目)が有るので、これから微調整しようと考えています。
掲載した写真はFLの物。
どうせこのレンズ、絞り開放でしか使わないだろうから、薄暗いマグロの朝市を撮影に行ってきました。
遠目での撮影でも、やっぱり被写界深度の浅さが解りますね。
ぐるぐるボケの影響も出てるし、キャノンレンズにしてはアンバー傾向。アトムレンズなのか黄変してるからかなぁ?
全体的にモヤってるし、色滲み、樽型収差出てるみたいだけど、思ったより写っていて、安心しました。
これなら数段絞ったら、使えるでしょう。絞っては使わないけど…。
ヘリコイドまで全バラして再組みでしたが、罫書くの忘れて、ヘイコイド位置が判らなくなって慌てたり、中のボールベア落として探し回ったり…。
難儀したけど、やって良かったなぁ〜。
やっぱりカメラもレンズも使ってなんぼ…ですね。
2017年01月18日
ふぁいんだ の 季節
Leica M3 Voigtlander Nokton 35mmF1.2
時雨です。
最近、レフレックスカメラのファインダーがMyブームです。
…!?意味不明ですよね。
主要機がレンジファインダって事で、昨年は余りレンズが映し出すマット面の画像を見ていませんでした。
RFの広角レンズだとノーファインダで撮影ってな事も、往々に…。
それが、昨年末休日の夕暮れ。
何気無く1眼レフのファインダを覗くと、見慣れた部屋の景色が一変しました。
レンズを通過して見る部屋は、ピントが合った部分だけ浮き立ち、画角に応じた四角で切り取られている。
写真でしか表せない空気が、小さなマットに投影されていました。
”うわぁ〜写真だぁ〜!!”なんて、不思議な感動に胸が躍りました。
早速、中判1眼レフを持ち出して、都会の周辺の雑踏をブラブラ歩きながら、ファインダを覗き込む。
12枚しか撮れないから、慎重にシャッタを切りますが、切る前から眼前に展開される、写真そのものの画像を楽しみました。
ずっとファインダを見ながら、俯いて歩いていたので、通行人にぶつかりそうになるは、段差に躓いて転びそうになるは…。
別の夜、部屋で改めてニコンとキャノンをファインダを見比べ、写真の写りだけでは無く、ファインダの画像も、”ニコン特有の暖色系だ!!”とか”キャノンのスッキリ感が堪らない!!”とか、独りゴチてました。
そんなこんなで、都会を歩いていると、居るんですね、まだまだ若いフィルム使いの人が…。
中古カメラ屋でニコンのNewFM2とオリンパスμを買っている学生らしい恋人達。女の子が店先で買ったばかりのμを構えて、スマホで記念写真を撮っていました。初めてのカメラが嬉しくて仕方がないって、笑顔(あくまで想像ですけど…)
そして、大○駅でマキナ67を構えて、眼下の雑踏を逆光で狙っている青年。
「マキナですか!!良いカメラですねぇ〜」ついつい声を掛けずにはいれない状況でした。
「買ったばかりで、試写してます」笑顔で生真面目に答え、直ぐにファインダを覗き直した青年の、興奮の熱気(あくまで想像ですけど…)が印象的でした。
うpした写真は、地元の鉄道で同席した、女性です。
首からナチュラクラシカを下げていたので、思わず声を掛けてしましました。
「デジタルより、このカメラで撮った写真が好きなんです。もう古くて10年以上使ってるんですよ」
そう言いながらファインダを覗き込んだ彼女を、正面から撮影。
何とも可愛らしく、話していて清々しい時間でした。
さあ、今年もどんどん歩き周って、ビシバシ写真を撮りましょう!!
2016年11月27日
写真展ですよぉ〜。
写真展の案内ですよ。
今年もやります。
12月12日〜24日です。
会場は恒例の”Cafe ゴリラ”(田辺市南新町134)です。
今年は初めての試みです。
地元の神島高校写真部とのコラボです。
年末は是非是非お越し下さい…です。
2016年10月24日
コスモス
ももです。
ポチっとD7200逝ってしまいました(=_=)
大きさはD300sと変わらないですが、軽い♪
あと、Nikon名物?液晶のフタ?がついてると
サイコーなのですが、ついてないんですねー。
とりあえずいい天気なので、新庄公園にて。
2016年10月19日
秋はどこに?
RICOH GR Digital3
トリモノふなやまです。
ここ数日、今年は秋が早くて良いね、とか話していたらまさかの夏日でした。
通勤カバンにも小さいカメラを入れて持ち歩いているのですが、なかなかカウンターが進みません。
カムバック今月最初の頃の私!
2016年10月16日
スナップ
時雨です。
昨日、大阪を歩いてきました。
7時に難波に着いて、3時間掛けて梅田まで歩く。
その間、フィルムを2本廻してきました。
始めは50mmでスタート。
ゴミゴミした街は、やっぱり広めに撮りたいと35mmに変更。
それでも少し狭い気がしていました。
梅田周辺で何軒かの中古カメラ店を眺め、21mmのレンズを物色。
17年前に限定発売された『GR21mm F3.5』元箱、ファインダー、フード付きを買おうとしましたが…。
中古なのに発売当時より高い!!
限定品でプレミア価格なのは分かるけど、何か騙されてる様な気分に。
手に取ってみる。
ズッシリとした鏡胴、クリックの感触…。
既の処で買いそうに。
けれどファインダーの格好と見え方が、嫌いだった。
店員に「何でこんなに高いの!?」って聞いたら、「限定販売だったから」だって。
で、GRを止めて、中古でカラースコパー21mm F4にしました。
1/3以下の値段だったし、借りて使った事有るのですが、写りも嫌いじゃないしね。
でもファインダーが付いていなかった。
そこで違う店に行って、金属ファインダー(SBKOO)を購入。
はっきり言って、レンズよりこれの方が高かった。
でも、使うのって気に入った物の方が楽しいし…ね。
それからは帰るまで、嬉しくなって21mmレンズで人混みを撮影。
そこで気がついた!!
21mmって殆どパンフォーカスだし、ファインダーもろくすっぽ見ない。
こりゃGRのファインダーでも良かったんじゃない!?
しかしまぁ〜限定品って嫌いです。
私も製造業が生業なので、生産数が限定され事は解りますが、それは基本的にメーカの努力不足なんだよね。
生産設計の段階でのデザインが悪い事がほとんどです。
数量を少なくして付加価値を持たせると言うけれど、それってボッタクリだし。
GRなんかは、通常生産できただろうし、生産数を増やす事で価格も抑えられたはず…。
まぁ21mmレンズが手に入ったので、また撮影が楽しくなります。
どんどん街を歩こうって気がします。
2016年10月06日
RFで撮るという事…
昨夜、とうとう念願だった写真集を手に入れました。
Seike Tomio氏の『ZOE』です。
以前から氏の写真が好きで『ZOE』を欲しいと思っていました。
1994年発売限定2,000部の写真集だけに、新品は見つからず、中古でも2万〜4万と、簡単には買えない値が付いていました。
それがデッドストック1万3千円也。
充分に高額で、躊躇していたのですが、とうとう手元に来て戴きました。
本年初旬にライカ京都ギャラリィで開催された氏の個展に2度も足を運び、その写真の柔らかさに圧倒され、己の無力を再認識させられました。
簡単には達成できない頂が有る…それが解っただけでも、行った価値が有りました。
で、昨夜は睡眠時間を削って『ZOE』を貪るように眺めていました。
光の捉え方が柔らかい。
現在のデジカメ用高性能レンズでは、シャープ過ぎる。
見え過ぎてしまっている…と感じました。
それに自分はどれだけ光を蔑ろにしている事だろう。
せっかく写真を撮っているのだから、もう少し光と影を大切にしていきたい。
仄暗い中にも、諧調豊かな光と影がすくい取られている。
まさに探る出す様な、そっと手を差し伸べる様な感覚で、写真が撮られています。
和蝋燭で照らされ、仄かに淡く揺らめき続ける光を、静かに描写した感じがします。
絶えず揺らめき照らされる一瞬を、観察し、躊躇なくシャタを切る。
そんな浮遊感が漂う写真集でした。
そして自分の撮影スタイルを少し見直す気っ掛けになりそうです。
RFカメラの利点であるファインダの明るさ、低照度でのピントの合わせ易さを利用して、もう少し暗い時間帯に撮影しようかと。
現在はスナップ撮影が主体なので、人の喧騒が渦巻く日中を、絞りきって撮影しています。
『ZOE』は明確な数値は記載されていませんが、結構開放付近のF値、1/30秒位で撮影されていそうです。
それだけ低照度での撮影を主体にしているのです。
私は晴天にASA400 1/250秒 F16で撮影しているので、見通しが良いのですが、硬い写真が多い。
影や逆光も好きなので、よく撮りますが、輪郭が硬くなりがちです。
それをコントラスト強め(主に4号)で焼いているので、尚の事かもしれません。
自分にできるのか、大いに不安では有りますが…もう少し柔らかいトーンに挑戦してみます。
先ずは光を観察し、F値を決め、それに見合ったシャッタ速度を選び、それからフォーカシングするという、基本に立ち返ろうと思います。
それにASAも100以下にしようかな(笑)
流石にTRI-Xは辞めないでしょうが…。
2号で焼いてみるかなぁ〜。
AvもTvもAFも要らない。
光と影と諧調を自分でコントロールしていこう。
自分なりに納得した写真を撮る為に!!
良い気に入った写真集に出会う度、自分の能力と感性の無さに凹みます。
それでも写真集を眺める、楽しさは止め難い。
今年は以外と写真集を購入しています。
ルイジ・ギッリ氏、川内倫子氏、市橋織江氏、安達ロベルト氏、ソール・ライター氏、植田正治氏、マヌエル・アルバス・ブラボ氏…そして、Seike Tomio氏。
皆、撮る写真も雰囲気も違うのに「あぁ〜やっぱり○○○氏の写真だ!!」と納得させられる力が宿っている。
作品を創る(写真を撮る)っていうのは、撮影者の意図が隅々まで行き届いているからこそ、それを集めた写真集は凄みを発する…と考えさせられます。
だからこそ、傑作選の様な再構築された写真集より、オリジナルの写真集は価値が高く(そして…値段も、高い)面白い。
音楽もベスト集よりオリジナルアルバムの方が、作り手の意図を感じ易い。
曲と曲の間の流れみたいなものが、明確に感じられます。
その流れ自体がアルバムを作る意義なのかもしれない。
最近の様に、好きな曲を1曲単位でストリーミングしたり、押し付けがましいコンピュータのランダム選曲(その時の雰囲気に合った曲をランダムに送信)に慣れてしまうと、アルバムが有する流れ(作者の意思)が感じ取れず、損をしている気がします。
考え過ぎかもしれませんが…。
買った、それ等の写真集をゆっくりと眺めながら、真似をするのでは無く、刺激を受けた点を咀嚼し、消化し、自分の糧にしていきたい。
何時も眺める度に、些細な事に驚ける。
だから…他者の写真を見るのは楽しい。
もっと、自分で撮れなくちゃいけないのですが…ね。
控えめな決意宣言の為、今回は真面目な文章ですし、写真は省略です。
ちょっと写真Blogらしい気が…しませんかね(笑)
Seike Tomio氏の『ZOE』です。
以前から氏の写真が好きで『ZOE』を欲しいと思っていました。
1994年発売限定2,000部の写真集だけに、新品は見つからず、中古でも2万〜4万と、簡単には買えない値が付いていました。
それがデッドストック1万3千円也。
充分に高額で、躊躇していたのですが、とうとう手元に来て戴きました。
本年初旬にライカ京都ギャラリィで開催された氏の個展に2度も足を運び、その写真の柔らかさに圧倒され、己の無力を再認識させられました。
簡単には達成できない頂が有る…それが解っただけでも、行った価値が有りました。
で、昨夜は睡眠時間を削って『ZOE』を貪るように眺めていました。
光の捉え方が柔らかい。
現在のデジカメ用高性能レンズでは、シャープ過ぎる。
見え過ぎてしまっている…と感じました。
それに自分はどれだけ光を蔑ろにしている事だろう。
せっかく写真を撮っているのだから、もう少し光と影を大切にしていきたい。
仄暗い中にも、諧調豊かな光と影がすくい取られている。
まさに探る出す様な、そっと手を差し伸べる様な感覚で、写真が撮られています。
和蝋燭で照らされ、仄かに淡く揺らめき続ける光を、静かに描写した感じがします。
絶えず揺らめき照らされる一瞬を、観察し、躊躇なくシャタを切る。
そんな浮遊感が漂う写真集でした。
そして自分の撮影スタイルを少し見直す気っ掛けになりそうです。
RFカメラの利点であるファインダの明るさ、低照度でのピントの合わせ易さを利用して、もう少し暗い時間帯に撮影しようかと。
現在はスナップ撮影が主体なので、人の喧騒が渦巻く日中を、絞りきって撮影しています。
『ZOE』は明確な数値は記載されていませんが、結構開放付近のF値、1/30秒位で撮影されていそうです。
それだけ低照度での撮影を主体にしているのです。
私は晴天にASA400 1/250秒 F16で撮影しているので、見通しが良いのですが、硬い写真が多い。
影や逆光も好きなので、よく撮りますが、輪郭が硬くなりがちです。
それをコントラスト強め(主に4号)で焼いているので、尚の事かもしれません。
自分にできるのか、大いに不安では有りますが…もう少し柔らかいトーンに挑戦してみます。
先ずは光を観察し、F値を決め、それに見合ったシャッタ速度を選び、それからフォーカシングするという、基本に立ち返ろうと思います。
それにASAも100以下にしようかな(笑)
流石にTRI-Xは辞めないでしょうが…。
2号で焼いてみるかなぁ〜。
AvもTvもAFも要らない。
光と影と諧調を自分でコントロールしていこう。
自分なりに納得した写真を撮る為に!!
良い気に入った写真集に出会う度、自分の能力と感性の無さに凹みます。
それでも写真集を眺める、楽しさは止め難い。
今年は以外と写真集を購入しています。
ルイジ・ギッリ氏、川内倫子氏、市橋織江氏、安達ロベルト氏、ソール・ライター氏、植田正治氏、マヌエル・アルバス・ブラボ氏…そして、Seike Tomio氏。
皆、撮る写真も雰囲気も違うのに「あぁ〜やっぱり○○○氏の写真だ!!」と納得させられる力が宿っている。
作品を創る(写真を撮る)っていうのは、撮影者の意図が隅々まで行き届いているからこそ、それを集めた写真集は凄みを発する…と考えさせられます。
だからこそ、傑作選の様な再構築された写真集より、オリジナルの写真集は価値が高く(そして…値段も、高い)面白い。
音楽もベスト集よりオリジナルアルバムの方が、作り手の意図を感じ易い。
曲と曲の間の流れみたいなものが、明確に感じられます。
その流れ自体がアルバムを作る意義なのかもしれない。
最近の様に、好きな曲を1曲単位でストリーミングしたり、押し付けがましいコンピュータのランダム選曲(その時の雰囲気に合った曲をランダムに送信)に慣れてしまうと、アルバムが有する流れ(作者の意思)が感じ取れず、損をしている気がします。
考え過ぎかもしれませんが…。
買った、それ等の写真集をゆっくりと眺めながら、真似をするのでは無く、刺激を受けた点を咀嚼し、消化し、自分の糧にしていきたい。
何時も眺める度に、些細な事に驚ける。
だから…他者の写真を見るのは楽しい。
もっと、自分で撮れなくちゃいけないのですが…ね。
控えめな決意宣言の為、今回は真面目な文章ですし、写真は省略です。
ちょっと写真Blogらしい気が…しませんかね(笑)